君の名は。をみんなが観ているから観たい
(流行っているものに乗っかったら負け…)みたいな気持ちと、
(流行っているものに乗っかったら負けと思っている自分の器がやけに小さい…)と悲しくなる気持ち。
両方を均等なバランスで持ち合わせている僕は、自分の感情に逆らわず、いつも正直でありたい。
だから僕は「みんなが観ているから観たい…泣。僕、ミーハーだから…泣」と小さな声で涙を流しながら叫ぶのである。
僕のTLが突然にして #新海誠 #RADWIMPS で溢れた。
「君の名は。」というアニメ映画が公開されたからだ。
もう瞬く間に若者に大人気なのである。
これ、予告編だけでも若者に人気が出て当然っぽいイケイケな雰囲気を醸し出している。
王道な設定のミックス。若者受けを狙い澄まして見事に当てている。
①主人公が高校生の男女で運命的なラブロマンス
②男女の身体と中身がある日突然入れ替わる
③なんか世界が崩壊しそうな感じ
もうコテッコテの設定である。さらに、
④映像がめちゃくちゃ綺麗
⑤RADWIMPSが音楽担当
もう完璧な予告動画なのだ。
しょぼすぎて逆に話題になったシンゴジラのCMとは真逆で、90秒の中に盛り上がりを詰め込めるだけ詰め込んだ予告。
「このままだと今夜、みんな死ぬ」なんて美少女に深刻そうな顔で言われたらもう、僕は心配になって優しい気持ちで1500円を映画館に放り込んでしまいそうです。
ですが、僕はまだ映画館に行っていません。
なんていうか、ここで観に行ったら負けみたいな、器の小さい男の中で小さな戦争が起こっているのです。
TLから流れてくる#新海誠を見るたびに「このミーハーども。新海誠のファンでもないくせにドヤ顔でこの監督知ってますみたいなハッシュタグつけてんじゃねえ。」と思ってしまうんです。
でも、それと同時に「へぇ〜、ふぅ〜ん、そんなに注目浴びてるなら仕方ない、観てやってもいいかなぁ〜。別に俺はミーハーじゃないけど、どんなものか確かめるためにねっ!」みたいな、煩悩が言い訳とセットで溢れてくるんです。
煩悩はいつも、言い訳とセットでやってきます。
「ダイエット中だけどアイス食べちゃおっ!さっき電車の中でご老人に席を譲ったし!」とか。
煩悩から目を背け、自分を正当化していくのだ。
「ダイエット中なのに決意弱い自分…でも食べたいから今日はアイス食べちゃうの!」と言い訳せずに煩悩に従う正直な自分は、自分にとっては受け入れたくない最低な自分なのである。
そんな最低な自分に僕はなりたい。自分の心に言い訳をするくらいなら、僕は最低でいい。
だから僕は「みんなが観ているから観たい…泣。僕、ミーハーだから…泣」と小さな声で涙を流しながら叫ぶのである。
人生初のブログの投稿になにを書けばいいのか迷いすぎる
初めまして。新潟大学4年の者です。
あぁ、初めての投稿なに書くべきですか。
近日中の旅行の話から始めるべきですか、それとも趣味の話をするべきですか。
いや、それだと無難すぎるからうんこ漏らした話から始めるべきですか。
みんな初投稿なに書いてんだ。わからん、なに書いていいかわからん。
この感覚はあれだ、友達からラブレターの代筆を頼まれて恐る恐る「◯◯ちゃん、これは僕の想いを言の葉に書き留めたものです。…」と書いた10歳の頃の僕だ。
「よかったら最後まで読んでください。最後まで読んだならば付き合ってください」と続けた僕の初めてのラブレター(代筆)は、朝だれよりも早く学校に行って相手の女の子の上履きに入れておいたら気付かれずにそのまま履かれ、3限の体育のあとに女の子の靴の中から汗と摩擦でボロボロになって出てきたのだった。
やっぱり、好きなものの話からしよう。
「Twitter離れ」を成功させるためにブログを始めました。
みなさんはTwitterと適切な距離感を取ることができていますか。
僕はかなりTwitterが好きで、朝起きたらフィードリフレッシュ、朝ごはん食べながらフィードリフレッシュ、顔を洗ったらフィードリフレッシュ、トイレの中でフィードリフレッシュ…毎日数十回のフィードリフレッシュをしてしまう自分が嫌になり、何度かTwitter離れを試みてアプリを削除してみるものの数時間後にはダウンロードしている始末。
なぜ僕はTwitterから離れることができないのかをアインシュタイン的な視座の高さで化学的な見地から分析し、ついに生み出した解決策がこのブログなのです。
このブログが失敗に終われば、私はまたもTwitterに吸い込まれて遂にはTLの濁流に流され、果ては社会の川下に辿り着くまでフィードリフレッシュを続けることになるのです。
Twitterから離れられない理由
読みたい。(20%)
書きたい。(60%)
言葉にできないけど好きなの。好きに理由って必要?(20%)
この分析結果により、「書きたい」が過半数を占める僕の欲求はブログでも満たせるのではないかという仮説が生まれました。
残りの40%を占める「読みたい」と小田和正ばりの「言葉にできない」はギリ無視できる範囲なのです。
ブログ書きます。残りの大学生活7ヶ月間、ブログ書き続けます。
日記は三日以上続いたことのない僕ですが、今回は言葉にできないけど続く気がしているのです。